Synologyには様々なグレードのNASがありますが、自分が選んだのはDS218+でした。
当時一番の売れ筋はDS216j(今は後継のDS218jが出てます)でしたが、
なぜ紹介ブログも豊富でお買い得なこの機種を選ばなかったのか?
それはDS218+の大きな特徴であるメモリ拡張が可能というのが大きな理由でした。
最近のNASは多数の魅力的なアプリがあるため、おそらくただのファイル置き場としてではなく
いくつもアプリを入れたくなるだろうと考えたからです。
結果的にはおそらく正解だと思います。
理由を書いておきます。
DS218+の使用メモリについて
うちで使っているDS218+で、一ヶ月分のメモリログをグラフにしてみました。
ご覧のとおり、普段は25%、多いときには75%くらいのメモリを使っています。
スワップもほとんど使用していないことがわかります。
DS218+は2GBのメモリなので、つまり自分の使い方だと通常でも512MB程度のメモリを使用していることになります。
DS216j(DS218j)は512MB固定のメモリなので、安定稼働にはサービスを減らすか、ある程度のスワップを許容しなければならないのではないでしょうか。
しかし、逆に言えばDS216j(DS218j)でも現状の使い方は可能ということも出来ますし、普通の人はこんなにアプリを入れないと思います。
なので、DS216j(DS218j)は値段的にもDS218+の半額で十分使える、絶妙なお買い得品ともいえるでしょう。
自分はこれからGitLabやDockerアプリを使う予定があるので、メモリを増設して
さらにアプリ・サービスを追加するつもりです。
サービスの利用するメモリについて
せっかくなので現状のサービスのメモリ利用状況をスクショしました。
Synology社のNASのグレードで迷っておられる方の参考になればと思います。
一連の218+の投稿、大変参考になります!ありがとうございます!
もし余裕あれば、Btrfsについても伺いたいです。
Synologyでスナップショット機能使うには、DS218+が最安かな、と目星をつけております。
SyncThingでの、NASとクライアント環境全体と同期も検討しております。
https://synocommunity.com/package/syncthing
Cloudstationでもできると思いますが、万一の乗り換えなど含め。。。
とりあえずSyncThingですが、見たところ現在はDS218+のアーキテクチャのApollolakeでビルドされていないようで、コミュニティリポジトリを追加してもパッケージセンターには出てこないようです。
ビルド環境は用意されているので自前でビルドするのは可能かもしれませんが、かなり面倒そうです。
issueに要望投げたらビルドしてもらえるかな?
https://github.com/Safihre/spksrc/releases/tag/syncthing-dsm61-new-all
SyncThingは現在テスト中のようですね。