NASを買おうとしたきっかけ
最近よく記事を見かけるSynology社のNASを買いました。
NASは昔使っててそれほどいいイメージはなかったんですが、最近のNASはすごいらしいので。
きっかけとしては次の2つの記事でした。
最終的にDS218+という機種を買ったのでかんたんにレビュー書きます。
理由とか他の機種との違いとかは長くなったので後ろの方に。
買ったのはこれ。
出たばっかりで売れているのか在庫がない店が多かったですが、最終的に値段ではもう一つだけど
ポイントが溜まってたヨドバシでポチりました。実質4万円くらい。
実機写真と気付いたこと
外箱
普通のPCのような、簡素な箱です。
滝沢カレンちゃんに「なんでしょうか茶色い・・・ニセモノでも入ってるんでしょうかこの箱」みたいなことを言われそうなそっけない外観。
正面
中身もそっけないのでもう本体の写真だけで。
DS216jは中を開けてHDDをネジ止めしないといけないようですが、こちらはHDDに簡易ケースというか
枠を取り付けて挿すだけです。あとで書きますが、ネジ止めも必要ありません。
あと、DS218+は、電源を入れたまま抜き差しができるホットスワップに対応しています。
正面内側
内側にSO-DIMMのソケットらしきものがあります。
実は DS218+ は DS216j と違ってメモリを増設することが出来ます。DDR3Lという低消費電力のSO-DIMMが
刺さるようです。ちなみに初期状態で2GBあり(おそらくオンボード)、追加で増設4GBの
最大容量6GBまで増やせるようです。
背面
ポートはeSATAが1つとUSB3.0が2つ、あと盗難防止用のアレがあります。
USB3.0ポートは正面にも1つあるので、たとえばUSBメモリから転送したりするのも楽そうです。
シールにはMACアドレスとシリアル番号が印刷されています(消してます。
説明書
説明文もなく、IKEAのように見るだけでわかるようになってる説明書です。
Netflixでクスリをキメた人にIKEAの家具を作らせてえらいことになる番組がありましたが、
こっちはクスリをキメてても作れるかもしれませんっていうくらい簡単でした。
HDDケースはレバーを上に押しながら引っ張ればかんたんに抜けます。
ちなみに正面のパネルはポッチをゴム穴に突っ込んで固定するタイプで、かんたんに取れるし
ムニュって挿して固定する感じです。
HDDとケースの説明です。
ケースは横の細いパーツやつにある長いポッチが、ゴムの穴を通してHDDのネジ穴に入り、
ムニュって固定されます。取り付けはとても簡単で、稼働後もゴムがあるので振動も
気にならないです。頭いいなあってちょっとびっくりしました。
2.5インチHDDはネジ止めがいるみたいですね。
そういえばSSDを使った何らかの機能もあるようです(SSD余ってないので調べてない)
HDDケース
で、これがそのケースの本物です。
これを3つにばらして・・・
HDDをはめるとこうなります。
あとは本体にぶっさして起動、そこからはDS216jと変わらないので、あとは他の方の詳しい記事を参考に
されると良いと思います。
DS216jをやめて DS218+にした理由
紹介が終わったので自分の決めた経緯を垂れ流しておきます。
ブログで紹介されている機種はDS216jという、2ベイで約2万円で高機能というとてもお得感のあるやつが
ほとんどなのですが、Synologyのホームページや価格.comなんかで見ているとすごくたくさん
種類があって迷うことになりました。
見た目ほとんど同じなのにどういうことなんだろう?
多分これから何年も使うし、こういう機会はあまりないのでとりあえずDS216jで!というわけにも
いきません。
というか、本音は単純に上位機種はどんなことができるのか気になるだけです。
てことで冷静に考えることにします。
NASでやりたいことのリストアップ
ほんと何ヶ月か相当考えたので、NASを買う目的はたくさん列挙できます。自分の場合は次のような感じ。
- 家のMacが5年も超えたしそろそろいつ壊れても不思議はないので常時TimeMachineバックアップしときたい。
- あとiPhoneの写真もバックアップしときたい。
- Macの容量が足りなくなってきたのでいつもいるものではないやつをNAS上に置いておきたい
- NASのデータをさらにクラウドサービスにバックアップしたい
- NAS自体もミラーリングか何かでHDDが1台壊れてもなんとかなるようにしたい
- 後々HDDの容量を増やしていきたい
あと、追加で可能ならこれもできたら・・・というやつ
- テレビの録画をNAS上に直接録画ができればいいなあ
- もしくはテレビの録画番組をNASに移動できればいいなあ
- 録画した番組やiPhoneで取った動画データを家のテレビで再生できたらなあ
DS218+のメリット色々
機種も色々あるので色々迷いましたが、最終的には最近出たばかりの値段的に少し高級なDS218+というのを選択しました。
とりあえずDS216jに対して現在分かってるメリットは以下になります。
- CPUが高速でメモリが多く、増設もできる
- GitLabなどのサーバーアプリケーションを使いたいので速くて容量大きい方がいい
- 4k動画のストリーム変換ができるらしい
- ちょっと使いみちわからないけどiPhoneの動画も4kだし・・・
- Dockerアプリが動くっぽい・・・?(未検証)
- 暗号化ができる
- btrfsに対応していてファイルの履歴やスナップショット機能がある
とりあえず、いろいろやれそうってことと、最新機種であることと、友人から安く
HDDを譲ってもらうことが出来たっていうのが大きかったです。
使用感
まだほとんどさわれてないのでSynologyのNAS自体の感想になってしまいますが、
思っていたよりも上回る満足度です。
まずGUIでなんでも設定できるし機能もクリック1つで追加でき、それぞれの設定も
細かくできます。
数十ギガ単位のファイル転送を試したら想像以上に速くて驚きました。
最初は余ったMacBookでNASにすることも考えていましたが、ここまで高機能には
そう簡単にできなかったでしょう。
少し使ったらまた何か書きます。
たぶん普通にNASとして使うなら、下位機種のDS216jのほうがリーズナブルで十分便利に使えると思います。
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