ソフトボディでとんでもなくリアルに車が壊れる新しい物理エンジンBeamNG

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BeamNGは、ムービーを見れば一目瞭然、今までの物理エンジンとは全く違うリアルさで破壊シミュレートができる物理エンジンです。紹介を見るとすごく少人数で作ってるようです。

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既存の通常の物理エンジンは剛体物理に特化しているものがほとんどで、柔らかい表現が困難でした。壊れ表現というと、モデル自体を事前に用意した壊れモデルと差し替えるのがいつものパターンですね。

モデル自体を変形するのはかなり簡易的なものだったように思います。グランツーリスモ5はちゃんとコリジョン情報からモデルを変形させていますが、やはり硬い印象ですね。DiRTなんかもよかったのですが、コレを見たあとではさすがに見劣りするでしょう。

ソフトボディを人体に適用するとおっぱいやお尻に特化していたものが全身揺れて楽しそうです。そういうのを目指してたのはソウルキャリバーとEAのボクシングゲームかな? ボクシングは肉を叩く感触が独特でした。シミュレートする物理領域が増えるとプレイ感覚も多彩になるので非常に楽しみです。

印象としては最近のレンダリング技術上昇によるリアリティとは別のベクトルで次世代を感じさせるものとなっています。CryEngineに組み込んだ(採用された?)映像もあったり、UnrealEngineも以前よりソフトボディに力を入れているというコメントがあったりしました。近い将来、ゲーム物理もブレイクスルーが起きるでしょう。

次世代エンジンで通常要求される機能に1つ加わったように思います。今のところ盛り込みそうなのはこんなところでしょうか。

  • リアルタイムグローバルイルミネーション等のレイトレース技術の応用
  • 物理レンダリング
  • カメラ、レンズの物理シミュレート
  • プロシージャルな人体アニメーション
  • 剛体以外の物理シミュレーション

既存のエンジンがない状態で最初から作るのはちょっと無理そうだなあ。

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